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松本浅間温泉旅館「松本あさま温泉」ホテル玉之湯
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2009.04.27 (Mon)

あれから十五年 女将 山圭子

  平成六年の春の創刊以来、この玉の湯便りも十五年間に五十八号まで発刊することができました。 あっと言う間の十五年でしたが、当時、小学校4年生、2年生、そして3歳だった、3人の我が子供達が、今では親から独立する年齢となったことを思うと、その期間の重みを考えさせられます。平成七年以降二人増え、五人兄弟となつた子供達ですが、この春からは、家には三人の子供が残ることとなりました。


二十五歳となった長男は、玉の湯の跡取りと言う重圧に、何度も押しつぶされそうになりながらも、沖縄に行って自己の鍛錬をしてくるとの決意を固め、三年間の期限で旅立つこととなりました。さらに次男は、高校で調理師の免許を取り、従来からの希望通りに東京の料亭に就職が決まり、板前の修行の道にはいります。長男、次男が相次いで家を離れることとなりましたが、長女は大学を卒業し、こちらに戻って来てくれました。

  一昨年の冬、私の母(玉の湯の会長)が転んで頚椎を損傷し、以来、要介護四という全く歩けない状態になっているため、長女はそんな家の状況も察してか、玉の湯で働いてくれること
となり私にとっては大変心強い助けとなりそうです。その後に中学二年の次女、そして、二十
年間お世話になった小学校最後の年を迎えて、六年生の三男がおり、まだまだ子育ては続いて、
います。


『 十五年はあっと言う間と思えしが わが身巡りの人は変わりぬ』

 私自身も三十代からオバタリアンと思っていた五十代に入り、精神年齢は変わらないつもりでも、顔のしわや、お腹のたるみから年を感じざるをえなくなりました。でも、この間にいただいた多くの方とのご縁を大切に、玉の湯と言う拠り所から、さらに多くの人に、社会に、元気を発信できるように頑張っていきたいと思っているところです。 


そんな思いも込めまして、玉の湯のイメージタイトルに「元気になれる宿 ホテル玉の湯」と付けました。
   
そのためのには、まず従業員が元気でなければならないので、前号でも触れましたが、活力朝礼を始めました。朝礼自体は以前から行っていたのですが、ただの連絡事項の伝達のみでマンネリ化していました。活力朝礼は、皆が同じ動作で、大きな声を出す事によって、心が揃うようになり、気持ちもきびきびと活気が出てくるようになることを狙っています。最初は声の小さかった社員も、当番をやるごとに声も大きくなり、以前のように、朝礼をめんどくさがる社員はいなくなったように思えます。もっと定着してくると、お客様にも変化が感じられるようになると思いますのでそれまでを目指して継続し
て参ります。その他、元気になれる食事メニューの導入、ふれあいコンサートの充実など新たな趣向も考えておりますので、楽しみにしていてください底知れぬ不景気、政治不信、温暖化による自然の変化など、将来に不安だらけですが、こんなにいい人がいっぱいいる世の中って、まだ捨てたもんじゃないよ、と感じてもらえるように、玉の湯から元気のエネルギーを発散させていきたいと思ってい
る平成二十一年の私の旅立ちです。





楽しかった 「野沢菜・沢庵食べ比べ会」
 
 つけもの喫茶を開店させる際に、やってみたかったことが、同じ素材を使っても各家庭によって味の違う漬物を、一堂に集めて味わってみると言うことでした。


 その思いを実現すべく、漬け物名人集合と称して、一月に野沢菜を、二月に沢庵を一般家庭から応募してもらいました。集まった各二十品を店に並べて、来店してもらったお客様に食べ比べてもらい、自分の気に入った品を投票していただき、その結果で順位を決めました。

 一品一品はどれも自信の美味しい品のはずですが、食べ比べてしまうと味の違いが判り、今回は野沢菜も沢庵も、甘口であまり塩を使わず、酢や溜まり、ざらめなどを使って漬けた品が上位を占めました。さらに、漬けた人の話から、上位の品には手をかけて丹精込めて漬けた心意気が感じられ、さすがに漬け物名人と言われる訳もわかり、信州の漬け物に対する高い価値観を改めて感じた、食べ比べ会でした。

 上位に入賞できなかった方からは、「来年は絶対優勝するから」といったような、すでに次回に向けての闘争心も感じられ、浅間温泉の冬の風物詩としてこの食べ比べ会が定着してくればいいなあと思っております。ちなみに、漬け物名人達は何の漬け物でも上手で、「来月は梅漬けでその次は奈良漬けやらない」なんて声もあり、その度に上位入賞者に賞品を出している、玉の湯の負担が持ちこたえられる限り、漬け物名人を発掘していきたいとも思っているところです。

野沢菜品評会
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テーマ : 長野県松本浅間温泉旅館「松本あさま温泉」ホテル玉之湯 - ジャンル : 旅行

08:34  |  女将のコラム  |  コメント(0)

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